発達障害グレーゾーンの子供、小学校?特別支援学校?【年長の6月に決定】
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発達障害のグレーゾーンで、普通の園に通いつつ、療育に通ってる方、
又は、子供発達支援センターなどに通ってる方と、様々だと思います。
いよいよ年中から年長にかけて、
「この子は普通の小学校にいけるのかしら?」
「支援学校に入る、支援級に入る基準は?」
と悩んでいる方もいると思います。
どう判断すれば良いか?ですが、
オムツが取れているか?
身の回りの事がどこまで出来るか?この辺りが、重要になってきますが、
一つの大きな指標としては、
「知能テストを受ける」事は重要な判断基準になると思います。
今回は発達障害の子供、グレーゾーンの子供の小学校、支援学校の進路について、
記事にしてみたいと思います。
自分の家庭の場合
診断時
息子の場合は発達障害の可能性と、診断を受けていました。
過去の記事はこちらから。
2年後の状態は
https://tka328.com/post-2019/
自分の息子ですが、発達障害のグレーゾーンとの診断済で、
現在は年長の6月ですが、知能検査によって、ようやく進路が決まりました。
まだ半年ほどあるけど、自分達は普通級も行けるのかもしれませんが、
「最初は支援級に身を置きつつ、だんだん普通級の割合を多くしていけたら」
という選択になると思います。
ずっと頭を悩ませていたのもあって、吹っ切れた気分です。
発達障害の子供の進路について
小学校 普通級
いわゆる健常児が通う、普通の学級です。
標準人数は1年生で35人との事です。
自分達の通う小学校では、支援級の子供も普通級にも席があって、
ご飯は一緒に食べたり、可能な授業は一緒に受けて、
個別に必要な授業は、支援学級で受けるとういうスタイルみたいです。
小学校 特別支援学級
よく「ひまわり学級」と表現されているかと思います。
通級や、情緒級など細分化されている所もあるみたいですね。
標準人数は8人程度となります。
通う小学校に見学にいった際は、1年生が、4年生、6年生が一人ずつ、
先生が2人という感じでした。
特別支援学校
心身に障害がある子供が通う学校です、自立を助けるカリキュラムなんかもあります。
知能指数の問題や、身の回りの事が一人では困難であったりと、
支援級などの受け入れが厳しい場合は、こちらになると思います。
1クラスも少人数で、標準人数は6名、
それを3人の担任で見る感じで、細部まで目が届く感じですね。
大抵の場合は、この3つの選択肢で迷う事になると思います。
自分達も、年中の半ばから特別支援学校の見学、小学校の見学に行って、
先生達から色々話を聞いていました。
後は学童に通えないのであれば、放課後デイサービスの検討もあるので、
やはり早い内から動いた方が良い、との判断からでした。
ただ色々見て回ったり、話を聞いてもますます、
「うちの子はどの進路にしたらよいのか?」と混乱する一方でした。
結局いま出来る事、レベルなどに照らし合わせて、
行けるかな?と考えないといけないし、それも時間の経過に伴い変わってきます。
年長に入ってから、地元の地区相談会に行って始めて、
相談員の方に「支援学校は無いと思いますよ」とアドバイスをもらえたので、
ようやくぼんやりと、見えてきた感じです。
進路決定した経緯
進路の決定
年中の半ばから、どうしたら良いか?ずっと悩んでいたのですが、
ある日アッサリと進路が決まります。
それは先日受けた知能検査の結果が、1ヶ月程経ってようやく出ました。
それで園長先生と3者面談があったのですが、そこで言われたのが、
「IQ99で、5歳平均が100なので、特別支援学校はいけません。」
との答えでした。
「あんなに悩んでた期間はなんだったのか?」というくらい簡単に、
進路が決まってしまいました。
喜ばしい事で嬉しかったのですが、進路が決まったという安堵の方が大きかったです。
と同時に、身の回りの事のレベルを底上げしないとダメになりました。
就学まで時間がありませんが、やる事も明確になった為、本当に良かったです。
ちなみに受けた知能検査は『田中ビネー知能検査Ⅴ』でした。
田中ビネー知能検査V
日本のビネー式知能検査の一つであり、
日本人の文化や生活様式に即した検査になっているみたいですね、
2歳から成人まで受けれて、試験時間は60分~90分との事です。
子供以外は問題を見れてないので、どんな問題なのかは分からないです。
療育手帳の時の検査も、この形式みたいですね、
よって「次の更新は恐らく更新不可ではないか?」とも言われました。
まぁ良い事なのですけどね。。
療育手帳についてはこちらから、
https://tka328.com/post-716/
ランドセル
ランドセルの問題も大きいと思います。
自分の地元の特別支援学校は、ランドセルではない為、
「フライングで買ってしまって、使えなかったら?」というのもありました。
ランドセルは4月5月頃から新作発表で、7月~9月頃には予約、
人気のあるものは6月から予約が入ったりするので、それまでに決める必要がありました。
ただ自分達は地区相談会で、「小学校で行けると思います」というのがあった為、
もし使えなくても仕方ないと言う感じで、買うつもりでした。
発達障害、グレーゾーンの子供の進路決定の基準
知能テスト
受ける前まで知らなかったのですが、特別支援学校に行けるのは、
5歳平均がIQ100として、IQで50前後だそうです。
自分達もですが、平均近かった時点で支援学校の選択肢は消えます。
オムツが取れているか?
小学校の見学の時に聞いたのですが、
オムツが取れてないと、小学校の方から拒否されるみたいです。
身の回りの事が出来るか?
これも重要です、
おしっこは一人で行けるか? ⇒ いける
うんちはお尻をちゃんと拭けるか? ⇒ 何とかいける。
アナログ時計は見れるか? ⇒ 少し怪しい。
ひらがなカタカナは読めるか? ⇒ カタカナが若干怪しい。
自分の名前をひらがなで書けるか? ⇒ 練習中。
自分の息子の、現在のレベル感はこんな感じですが、
こういう所は、クリアしておく必要がありそうですね。
結論としては、
やはり知能検査を、早めに受けておく事が望ましいと思います。
上記の様に消去法で、進路は必然的に決まってきますので、
焦らず経過を見ながらで、大丈夫だと思います。
まとめ
選択肢が多い事で、すごく頭を悩ませてしまいますよね?
自分達も「もういっそ誰か決めてよ!」と思う事もありました。
ただ時間が経過する事で、判断基準が出そろってきて、嫌でも選択肢は狭まってきます。
早い時期からあれこれ考えて、頭を悩ますより、
希望に合わせて、目標に向かって努力する方が、よっぽど建設的だと思いますよ!
子供の成長と言うのは物凄いですね、半年も経てば別人のように成長する子もいます。
可能性を信じて、出来る事を根気よく増やしていって、
進路を決めてもらえればと思います。
進路が決まれば、自ずとやる事も明確になって、後はそれに向かっていくだけですね。
少しでも参考になれば幸いです。
以上、
発達障害グレーゾーンの子供、小学校?特別支援学校?【年長の6月に決定】
最後まで読んで頂き、有難うございました。
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