子供を持つという選択肢①

2019年3月9日

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結婚した当初は、自分も嫁も2人とも

子供は別にいいかな?という考え方だった。

 

でも、30代も半ばを過ぎると、

自分の方が、子供を欲しいと思うようになった。

 

嫁の方は大家族で、姪っ子甥っ子が沢山いて、

よくその子らと遊ぶ機会もあり。気付いたのが

「あれ、俺って意外に子供好きなんだ」って事、

 

子供からも結構好かれたりもする事から、

自分の子供だとどうなんだろ?

と思う様になったのか、

 

人生の節目的な時期に、そう思う様になったのかは分からない。

 

嫁の方も、欲しい気持ちもありつつ、迷ってる部分もあったが、

自分ほど欲しい気持ちはなかったのだと思う。

 

ただ自分がやっぱり欲しい旨を伝え、

自分も育児は積極的にやるからという条件で、

前向きに検討する形になった。

 

 

ただ、ここで問題が2つ。

 

嫁の体調の問題。

嫁の方が原因不明の体調不良が続いてて、

診療内科に通っていた。

カウンセリングを受けて、精神安定薬も処方してもらっていた。

妊娠を考えると、今使ってる薬は変えないとダメとか。

 

経済的な問題。

自分も給料が安いので、生活を維持する為には、

2人共フルタイムで働く必要があった。

 

嫁が妊娠して、育児休暇を考えると、

育児休暇中でも給料が出る所でないと無理。

嫁の職場はなし。

 

ぶっちゃけ無理ゲーだった。

貯金は多少はあったものの、出産前から出産後1年程の生活費となると無理だった。

それを貯めるのに何年もかかれば、嫁の方もタイムリミットだった。

 

結婚してからはずっと、アパート暮らしで、

家賃の負担を減らす意味で実家に帰る選択肢もあった。

自分は長男で、同居は可能だった。

 

ただ、嫁の体調不良はストレスからきてる可能性が大で、

同居等で更にストレスは増えるし、これ以上体調が悪化したら。

妊娠出産どころではないのは明白だった

 

八方塞がりで親に相談した。

 

結果的に、親に毎月定額を借りるという形になった。

 

借金してまで子供を??と思うけど、

年齢的にも自分達はその選択しかなかった。

 

自分の実家は裕福ではないけど、

その時はそれくらいの協力が幸い可能だった。

親に借りれなかったら、恐らく子供は諦めてたと思う。

というか不可能だった。

 

自分らみたい夫婦って結構いるんじゃないか?と思う。

 

これは確実に少子化の原因の一つであると思う。

 

昔は旦那の給料一人分で、生活が回るのでその心配もなかったけど、

今や共働きでないと無理。

 

待機児童の問題もそこから来てるのもあると思う。

 

子供を産む事で、奥さんも仕事を中断、

最悪辞めざるを得なくなったり。で躊躇する女性もいると思う。

 

子供が出来て、余計にお金を稼がないとダメなのに

時短勤務等で逆に世帯収入が減る。

 

色々考えると、ホント日本ヤバいわ。

 

必然と言うか、少子化になる要素しかない。

 

これは第2子、3子にも当てはまる。

ネット等で、
子供を持つのは、3000万円ガチャと揶揄されるのを見る事もある。

子供を1人前まで育て上げるのに、それ位の金額がかかるらしい。

 

別に見返りを求めて、子供を育てる訳ではないけれど、

そういう風に考えると、ハードルが随分高いと思える。

 

今後、改善されていく未来があるならまだしも、

悪化の一途しかみえない。

息子が大人になった時には、みんな結婚すらしないんじゃ?

とさえ思える。

 

タイトルに選択肢と書いたものの、

選択すらできない夫婦もいるんだろうと思う。

 

自分は本当に恵まれていたと思う。

親には感謝してもしきれないし、

嫁も体調不良を抱えながらも、出産を成し遂げてくれて
感謝しかない。

 

「これはお金に変えられる問題じゃないから」と言ってくれたが、

子供が出来た今。本当にそう思える。

 

長くなったけど、

以上子供を持つという選択肢というテーマでした。

最後まで読んで頂き有難うございました。

 

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育児・家事

Posted by Tka