映画『TIME/タイム』を視聴しての感想【ネタバレ最小限で】
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映画『TIME/タイム』は資本主義という面では、現在と同じなのですが、
通貨がすべて時間換算になる世界です、
労働して時間を稼ぎ、生活する事で時間消費するという感じです。
「ちょっとリアルなSFサスペンス映画が見たい」
「近未来はどうなるか?興味がある・・」という人にはオススメです。
今回は、映画『TIME/タイム』の、
ネタバレは最小限での感想という事で、書いてみたいと思います。
視聴は2度目
かなり前なのですが、当時は劇場ではなく、確かレンタルビデオで見ました。
ただ最近になって、「何か昔こんな映画見たけど、また見たいな」と思い、
何だっけな?と探していると、先日PrimeVideoで見つけました。
かなり懐かしいと思いながら見た感じです。
映画『TIME/タイム』
概要
2011年のアメリカのSFスリラー映画で、脚本、監督はアンドリュー・ニコル。
出演:ジャスティン・ティンバーレイク、アマンダ・サイフリッド。
あらすじ
そう遠くない未来、人類は遺伝子操作で25歳から年を取らなくなることが可能になった。
人口過剰を防ぐため、通貨が時間となり、人々は自分の時間で日常品から贅沢品まで支払うこととなった。
また、通行料も時間で支払う必要があるため貧困層の地域と富裕層の暮らす町は実質的に隔離されている。
裕福な人、すなわち時間を十分に持っている人たちは永遠にも近い時間生きることができるが貧困層の人々は働くことでわずかな時間を給料として受け取り、生活していた。左腕に光る時間表示が0になるとき、人は命を落とす。
自分の腕を上にして相手の腕をつかめば相手の持っている時間を奪い取ることができる。
一秒一秒が無駄にできなくなった世界で、スラム街で暮らす主人公は時間を奪うことで生活をしているマフィア集団から富裕層の男を救う。
富裕層の男は自分の時間をすべて主人公が眠っている間に与え、置手紙を残して自殺してしまう。
主人公は117年という時間を手にするが、母親が不平等な社会の仕組みのせいで時間切れになり息絶えてしまう。
復讐を誓った主人公はスラム街を飛び出し富裕層が集まる場所に行くのであった。
引用元:Wikipedia
映画の設定
この映画は何と言っても設定が秀逸です、視聴する前に予習して頂ければと思います。
お金の代わりに、時間が通貨となっている
この設定が斬新で、興味が湧きました。
例えばハンバーガー5分、バス代は7分といった感じで、全ての支払いを時間で払います。
当然給料も、時間をもらう形になります。
腕を掴み合うことで、個人間で自由にやりとりができます、
腕相撲みたく、時間を奪い合うゲームなんかもあります。
時間は腕に表示されて、可視化されている
タイマーが腕に表示されていて、誰であろうと見る事ができます。
その為、時間を沢山もっていると狙われます。笑
このタイマーが0になると、心臓発作見たい感じで、心停止して死んでしまいます。
25歳から年を取らなくなる
遺伝子操作により事実上は不老不死です、25歳になった時点の容姿が固定になります。
ただ富裕層になると、父母や祖父母、更に先祖の一族郎党、
全員が25歳です、だから紹介してもらわないと分からないです、怖いっすね。笑
物語では「リアルいくつなの?」という会話も当然出てきます。
25歳になると余命1年が与えら
この1年を使い切ったら死亡してしまうので、
何もしなければ生活費だけで、25歳の数ヶ月で寿命を迎えます。
その為に働きつつも、寿命を確保していきます。
階級によって、居住区が分かれている
ニューグリッチという富裕層ゾーンを頂点に、4つのゾーンがあります。
主人公の出身は最下層のスラムです。
それぞれのゾーンに入る為には、通行料が必要で、どんどん高額になっていきます。
貧民だとゲートをくぐる事が出来ません、こういう形で治安も守られている感じです。
タイムキーパー、マフィア
タイムキーパーはいわば警察です。
時を管理していて、不正な時のやり取りがないかをチェックしています。
各ゾーンを自由に行き来できて、犯罪者なんかを取り締まる事ができます。
主人公は時間を譲り受けたのですが、強奪した容疑で追われる事になります。
スラムゾーンにはマフィアもいます、主人公達の時間を狙って追跡します。
こんな感じで逃げ回りながら、物語は進んでいきます。
スラムでの状況
スラムなどでは、常に1日分ほどしか持ってない人が殆どで、
その日暮しで、自転車操業の状態の人ばかりで、
主人公も母親と時間を分け合いながら、何とか凌いでるといった状態でした。
その為、何かトラブルでがあると、主人公の母親の様に、時間切れで死んでしまう事もあります。
スラムでは、時間切れで死んでしまった人の死体が、普通に転がってたりします。怖
こんな感じの設定になってます、
この世界観で、スラム出身の主人公と、超富裕層出身の恋人が出会い、惹かれあい、
ストーリーが進んでいきます。
富裕層やこのシステムにリベンジをして、無事母親の無念を晴らせるでしょうか?
解説はこの位にして、後は見て楽しんでもらえたらと思います。
本当面白くてオススメです。
PrimeVideo
今回の『TIME/タイム』もPrimeVideoで見たのですが、
AmazonPrime会員になるとマジでお得です。
プライム会員
他にもプライム会員は
・映画やドラマ見放題。
・音楽ダウンロードし放題。
・Kindle読み放題
・Amazonフォトで画像を無制限バックアップ可能。
と様々な特典があります。
冒頭のツイートの通りで、
自分はアマゾンプライム会員になったのは、お急ぎ便無料と、
配送料が無料になるからといった理由だけでした。
自分は1ヶ月に1回以上アマゾンで買い物は絶対するので、
配送料だけみても、500円のプライム会員費は余裕で元が取れます。
それどころか、他にもこんな特典が山ほどあって、
マジで月1000円、1500円程取られてもおかしくないと思います。
ぶっちゃけいつ値上がりするかと、ちょっとビビってます。笑
まずは無料で、30日体験してみて貰えればと思います。
下記も面白かったです。
https://tka328.com/post-3301/
まとめ
「時は金なり」とは、正にこの映画そのものだなと思いました。
現代でも、世界のトップ1%の富裕層の資産 > 残り99%の層の資産 という構図があり、
トップ1%が経済で、世界を動かしているというのは間違いないと思います。
これのお金版といった感じで、現在の世界の縮図そのものです。
時間を統一通貨に置き換えて、時間のみを管理する事によって、
国籍も関係なく、まさにワンワールド、世界政府といった感じですね。
こういうシステムにすると、富裕層はかなり管理しやすく、
物価をコントロールするだけで、人口管理なんかも簡単にできそうですね。
それだけに、近未来に起こり得る可能性が十分あって、怖い感じだなと感じました。
「時間の大切さ」
「どの様に生きるか?」を考えさせてくれる、かなり面白い映画だと思いました。
以上、
映画『TIME/タイム』を見て【少しネタバレ有りの感想】でした。
最後まで読んで頂き、有難うございました。
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