FXトレード勝率の考え方、R倍数との相関が大事【勝率が低くても大丈夫】

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「FXトレードの勝率が良くない・・」

「勝率をどうやって上げたらよいかな?」と悩む人もいると思います。

 

上記ツイートでも書いたのですが、

 

もちろん勝率は高いに越した事はないですが、

結論を言えば、勝率はそこまで重要ではないです。

もっと大事なのはR倍数で、勝率が低くても問題ないケースもありますよ。

今回は勝率について考察したいと思います。

 

FX勝率について

 

 

FXトレードの勝率ですが、普通に考えると、

「50%以上ないと勝てる訳ないじゃん!」と思う人も多いと思います。

 

でも自分は結構低く、普段は平均勝率は30~40%程だと思います。

「50%どころか3、4割でも勝てるの?」と思う方も居ると思いますが、

今では月単位だとトータルで負ける事は、ほとんど無くなりました。

 

ではどういう理屈で??という事を書いてみたいと思います。

 

FXトレード勝率は低くても大丈夫

 

収支表

以下の表はある月の収支表です。

いつもエクセルで管理しており、こんな感じで毎日つけています。

 

勝率が低くても問題ないとの事ですが、C,D,E列の勝負と勝率の欄を見てくだい。

日の勝率は10%から60%代と分布しており、月トータルにすると勝率26%です。

これでも月の収支は辛うじてプラスです。笑

 

これは少し極端なのを出してきましたが、この月は特に悪く、

なぜ勝率26%でもプラスになるのか?これはR倍数が関係している為です。

 

リスクワードレシオ、R倍数

 

損小利大

この言葉は聞いた事はあると思いますが、勝つ時は大きく、負ける時は小さくする事で、

勝率50%やそれ以下でも勝てる理屈です。

 

リスクワードレシオ

略してR倍数ともいいますが、平均利益と平均損失の比率です。

平均利益/平均損失なので、20pips/10pipsだとR倍数は2となります。

 

R倍数と勝率の相関は

例えば

平均利益 10pips 平均損失 10pips ⇒ R倍数1 損益分岐勝率 50%

勝率50%でプラマイゼロで、勝率が高くなれば、その分利益も増えていく形ですね。

平均利益 20pips 平均損失 10pips ⇒ R倍数2 損益分岐勝率 33%

正確には33.3333%ではありますが。笑

これだと理論上は2回負けても、3回目で取り返してチャラになりますね。

更に勝率40%とかに上げると、十分プラスになりますね?

 

以上が勝率50%未満でも、トータルでは勝てるという理屈になります。

 

ここで上記の表をもう一度見てもらえれば分かると思うのですが、

勝率26%でも、R倍数が3.2あれば、

ちょいプラスになると言うのが、分かると思います。

 

勝率が低いデメリット

 

では勝率はどうでもいいのか?というとそうではありません。

もちろん高いに越したことはないです。

勝率が低いデメリットを何点かあげたいと思います。

 

メンタル維持が難しい

トレードをしていて、勝ち続きが多いのと、負け続きが多いのでは、

当然気分も違いますよね?

勝が続くと良いリズムになるし、負けが込むとメンタル崩壊して、

更に負け込むという事が起こりやすいです。

そういった意味でも、勝率は良いに越したことはありません。

 

ポジション保有時間が長くなる

勝率が悪いと、平均利益を上げる必要があります。

となるとポジションの保有時間も、当然長くなります。

これも人によってはメンタルに、影響が出る可能性もあるかもしれませんね。

ただ自分はこんなもんだと、認識していて、

それがストレスでなければ、問題はないと思います。

 

勝率を取り敢えず上げる方法

 

それでも、「どうしても勝率を上げたい」という人は、

数字上は勝率を上げる方法はあります。

 

先日のツイートですが、

上記の通りで、

方法はある程度利益が伸びる ⇒ 建値ちょい上にストップをずらすです。

 

ただ建値に戻ってきて、ちょい勝ちになったとしても、

LCラインを割った訳ではないので、またポジションを持ち直す事になり、

結果、勝率は若干上がるけど、その分トレード数が増えるだけで

R倍数も小さくなるので収支は、ほぼ変わらないという結果でした。

 

ただ勝率は50%から良い時は60%近くまで行った事もあります。

が、本質ではない為、すぐに元に戻しました。

つまりは勝率とは、その程度の物だという裏返しであるとも、言えると思います。

 

だから勝率を上げるというのは、

無駄なトレードを排除して、勝率を上げるという方向で、努力してもらえればと思います。

 

 

まとめ

 

以前自分も、

トータルでプラスになっていても、勝率が低くて悩んでる時期がありました。

 

将来の複利運用していく上で「これは上げた方が良いのではないか?」

何かカッコ悪いし「せめて50%以上にしたいなぁ」というのもありました。

ただ大事なのはそこではなく、R倍数との相関であるという事を再確認しました。

 

結論ですが、もちろん勝率を上げる努力はして欲しいのですが、

どうしても難しい人という人は、無理にそこに拘るのではなく、

平均利益を上げる。

平均損失を下げる。

という事にフォーカスしてもらうのも、アリだという事です。

R倍数と相関を考慮して、プラスに持って行ってもらえればと思います。

 

「勝率が低い、どうしたら良いかな?」と悩んだりしてる人や、

自分のトレードスタイルを模索している人に参考になればと思い、書いてみました。

 

以上

FXトレード勝率の考え方、R倍数との相関が大事【勝率が低くても大丈夫】でした。

最後まで読んで頂き、有難うございました。

 

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Posted by Tka