映画「アルキメデスの大戦」を観てみて、ネタバレを抑えた感想【戦艦大和建造の真実に迫る】

2020年5月15日

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先日、映画「アルキメデスの大戦」を観ました。

 

戦艦大和の建造の裏側というか、真実を描く映画で、マジで面白かったです。

今回は「アルキメデスの大戦」の感想という事で、ネタバレは最小限に書いてみたいと思います。

 

映画「アルキメデスの大戦」

 

 

アルキメデスの大戦』(アルキメデスのたいせん:The Great War of Archimedes)は、三田紀房による日本漫画、およびそれを原作とした実写版映画。 軍艦戦闘機など旧日本海軍兵器開発・製造について、当時の技術戦略と人間模様をテーマにしたフィクション作品となっている。

『ヤングマガジン』(講談社)にて2015年52号から連載されている。単行本3巻の帯には映画監督アニメーター庵野秀明が、6巻の帯には漫画家かわぐちかいじが、8巻の帯には漫画家の秋本治がそれぞれ推薦コメントを寄せている。

引用元:wikipedia

 

菅田将暉主演、「ALWAYS 三丁目の夕日」「永遠の0」の山崎貴監督による、

戦艦大和建造をめぐる様々な謀略を描いた、三田紀房のマンガの実写版です。

 

空前の日本帝国海軍ブーム

 

我が家は謎の日本海軍のブームです。

 

上記ツイートの通りに、

ふうさん5歳、まずは宇宙戦艦ヤマトにハマる(これでも十分マニアック笑)

⇒ 元ネタ 戦艦大和にハマる。 ⇒ 空母などにハマる

⇒ ゼロ戦なんかも好きになる。

といった感じで、ニッチすぎる5歳児と一緒にYouTubeを見てる内に、

知らぬ間に、自分もハマってしまいました。

 

戦艦を始め空母、巡洋艦、駆逐艦など色々詳しくなってしまいました。笑

そういった事もあって、この映画は絶対見ないと!という感じでした。

 

登場人物

櫂直(かいだだし):菅田将暉

山本五十六にスカウトされて、いきなり海軍主計少佐に。

東京帝国大学数学科を中退するも、100年に一人の天才と呼ばれた数学者。

巨大戦艦建造計画を阻止する為、不当に安く出された、見積もりの嘘をあばく為に奔走する。

数字と美しさに執着して、計測マニアで常に巻尺を携帯している。

 

山本五十六:館ひろし

櫂のその能力を認めてスカウトする、この頃は海軍少将。

今後の海戦は航空機が主流になるという「航空主兵論に傾倒」、巨大戦艦の建造に異を唱える。

同期の大艦巨砲主義の嶋田とは犬猿の仲。

 

田中正二郎:柄本佑

山本から櫂の付き人に任命される、軍の規律や慣例を嫌う櫂には、不信感をあらわにするが、

行動を共にするうち、櫂の能力と理念に敬意を抱くようになる。

 

尾崎鏡子:浜辺美波

軍需産業で急成長を遂げた財閥・尾崎家の令嬢。

家庭教師として尾崎家に出入りしていた櫂を、先生と呼び慕っている。

 

永野修身:國村隼

海軍中将。山本五十六の上官で、巨大戦艦建造計画の反対派。

 

嶋田繁太郎:橋爪功

海軍少将。「巨大戦艦建造計画」を強く推し進め、山本五十六陣営と対立、様々な妨害を行う。

山本とは士官学校時代の同期でライバル。

 

平山忠道:田中泯

海軍造船中将。巨大戦艦「大和」を設計し、冷徹に建造計画を進めていく。

その冷静さの裏には、熱く深い考えを持っている。

この映画では、半端ない存在感を放っていて、一番好きなキャラでした。

 

紹介してませんが、他にも豪華なキャストで死角はなしといった感じです。

 

あらすじ

 

序章

日本と欧米の対立が激化している昭和8年、いよいよ東亜戦争に突入しようかという時、

日本帝国海軍では、巨大戦艦大和の建造に期待がかかる中、

嶋田らが進める「巨大戦艦建造計画」に山本らが待ったをかけます。

 

そして戦艦ではなく航空母艦の建造をという山本達と、勝負になります。

双方の建造費の見積りをそれぞれ提出する事になりますが、

明らかに巨大戦艦の見積りが安いことで、その見積りの嘘を立証すべく、

偶然あった天才数学者の櫂を、海軍に抜擢しようとします。

 

ただ元々軍人嫌いで、アメリカに渡米予定なのもあって、一度は断りますが、

アメリカに戦争になるかもという事と、大事な人の事を考えた結果、山本の提案にのります。

 

中盤

いよいよ大和建造費を算出しようと、田中と初めますが妨害もあって、一切の資料がありません、

そこで実際ある戦艦長門に乗船し、図面を盗みみたり、気の遠くなる様な実測を繰り返し、

書いたこともない図面に起こします。

 

最初は乗り気でなかった田中も、櫂の才能とひたむきさに感服して、

次第に頼もしい相棒となっていきます。

人件費を調べる為に、色んな造船所にかけあったりもしますが、嶋田が手を回し妨害。

尾崎鏡子の協力もあり、大阪の造船所で人件費の割り出しにも成功。

 

後半

ただ双方の見積り提出の期限を、大幅に前倒しされる事になります。

もちろん嶋田らによる妨害です。

 

しかしそれも乗り越え、会議が始まっても田中と計算しつつ、山本らが時間を稼ぐ中、

やっと建造費を割り出すロジックを手に入れます。

そしてようやく、大和建造費の嘘を立証する事に成功します。

 

空母建造に決まりかけたのですが、平山の一言でひっくり返ってしまいます。

なぜ安く見積もったのか? どうしてそうする必要があるのか?

国を想う平山の言葉は、それほどまでに重く、説得力のあるものでした。

 

数字のみが絶対で、それ以外信じないという生き方をしてきた櫂ですが、

数字だけでは計れない、絶対的な物がある事を突き付けられて、呆然とします。

 

ただ冷製さを取り戻した櫂が、図面を見ながら指摘した、

「この設計では、大波や台風で沈む可能性がある」という事に気づき、

それを受け、平山はほぼ決定済みだった、大和建造案をアッサリ取り下げます。

何故なら、大和は人々の希望で「不沈艦」である事が絶対条件だからです。

結果、山本らが推し進める空母建造に決定する事になります。

 

後日

平山に呼び出された櫂は、どう設計を変えるべきか?と問われます。

当然断る櫂ですが、「大和は君が設計した戦艦だ」

「大和が出来ようができまいが、戦争は避けられない」と平山は告げます。

そして大和の真の役割を聞かされます。

それはよく言われる「一億総特攻の魁」ではありません。

平山の思いに心動かされて・・といった感じです。

 

戦艦大和は結局作られたのですが、

どういう理由だったのかは、ラストシーンは是非見ていただければと思います。

 

まとめ

 

まずは大和沈没のシーンから初まるのですが、

山崎貴監督の圧巻のVFXで、物凄い大迫力で一気に入り込んでしまいました。

映画館で見たかったなと、後悔しています。

 

自分は海軍ブームなのもあって、文句なしで楽しめたのですが、

そうでもない人でも十分楽しめる、とても見応えのある映画になっています。

 

キャストもかなり豪華で主人公は勿論、山本五十六に館ひろしも合ってと思うし、

田中泯の圧倒的な存在感など、配役とかも素晴らしかったと思います。

 

今週の週末でも、是非レンタルして観てみてもらえたらと思います。

以上

映画「アルキメデスの大戦」を観てみて、ネタバレを抑えた感想。

【戦艦大和建造の真実に迫る】でした。

 

最後まで読んで頂き、有難うございました。

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Posted by Tka